CD-Rではありません、CDプレスしました。

   

1.ひまわり





君のママには内緒にしておけよ、
僕らが、かつて、少し、いがみ合っていた事を
秘密の、傷は引っ込んで

僕らのことでは、迷惑をかけたと、
ただ謝って少し、笑いを浮かべている
いかれた、罪を償って

ありふれた女のような
横顔は光り、そう、ひまわりは空を見上げ
さまよう子供たちを日の暖かさで包む


なんだか、ちょうど今日が、懐かしいあの日に
似ているようだが、誰もそれに気がつかず
いそいで、ここを去っていく

つながれた犬のような
泣き声は響き、また、ひまわりは空を見上げ
さまよう子供たちを日の暖かさで包む


そうさ、いつでも、夢に見る
形の無い十字架に立つ夢を

痛みのないよな気分で、
限りない十字路をさまようように


何を見て、くいを打つ 両手に、目をあてて
俺を見て、くいを打て 両手に、目をあてて、問う



2.ブルー・サーフィン





君とサーフィン 揺れる波にもまれる、もがいても
犬とマーキン  僕はここに居るよと 叫んでも

S.O.S.  約束の時間は、せまっている
同じ姿で待って、 罠がからまる峠の店にて


僕ら、ドライビング 冷えたエンジン焦がし、先回り
そしてダイビング  沈む体が、ついに離れてくなら

S.O.S. 約束の場所は、決まっている
同じ姿で待って、 罠がからまる峠の店にて


 

 

3.キャンディ




捨てたキャンディ拾い集め 口に入れてみる
同じ味は何故かしない どんな甘さだろう

耳をふさぐ時
夢を語る時
君は靴を脱ぐ


言いかけた言葉は又 どこに消えるのか

諦めたようにうなずく 時はいつもと同じ

嘘がばれる時
口を閉じるとき
君は靴を脱ぐ


忘れかけた歯車が 時に回りだす
遠くを見て微笑むなら いつもと同じ手

君は本を裂く まさか読みはしない


捨てたキャンディ拾い集め 口に入れてみる
同じ味は何故かしない どんな甘さだろう

耳をふさぐ時
愛を語る時
君は服を脱ぐ


 

4.レッド&ブルー・ローゼズ



(INSTRUMENTS)



5.グレートフル・ハウス養老院






歳を重ねやっとわかることが
いくつかあるのだと、教えられて
今朝、鏡の前の顔をのぞけば
無数に寄り添うしわの流れ

あーあー、言いたいことが沢山あるなら、
おいでよ、この家に、前金はいらないよ


俺はあんたより若いのだよ、と
一線を引こうとしてるけど
そんなに違いがあろうはずも無い
泣き笑う時まであとわずか


あーあー、泣きたいことが沢山あるなら、
おいでよ、この家に、かたがきはいらないよ

ラ、ラブ、ララブラブラブ
ラ、ラブ、ララブラブラブ


憧れのゴールデンハウス
皆で暮らそう
怖いものでも消えてなくなる
記憶や言葉、すべてを水に流し


あーあー、話したいことが沢山あるなら、
おいでよ、この家に、前金はいらないよ

ラ、ラブ、ララブラブラブ
ラ、ラブ、ララブラブラブ



6.夢の禁じられた遊び




まるでさ、遠くから帰宅したような、汚れた髪を洗う

ポストを眺め、涙を流す
偶然を言い訳に、手紙を開ける

僕は君を好きだよと、口には出せない
これは”夢の禁じられた遊び”だから

にくらしい朝の光で、消える君の肩の線をそっとなぞる



もしも君が僕に気づけば、すべて
泡のように消えてしまうんだろう

僕は君を好きだよと、口には出せない
これは”夢の禁じられた遊び”だから

にくらしい朝の光で、消える君の肩の線をそっとなぞる


7.ヴィーナス





ヴィーナス、微笑むように逃げ出せ、見ろよ背を。
ナーバス、広がる前に歌おう、そう、君の為に。

闇に閉じ込められてる、青い目光らせて
増える迷路  あふれる水路
やっとのところで、ひざまずく


ミンガス、称える前に弾き出せ、その魔法で。
マイナス ゼロに落として、凍りつく、もう戻れないなら。

ドアは開けたままにして、いつでも出られるから
せまい通路  飛び出すモンロー
やっとのところで、目を開ける

広がる君のブルー、薄く透かして投げている
広がる君のブルー

モーニング、着替える前に 飛び出す、その素足で。
何だ、こんなことと掃いて捨てた、一人では遠いけど。

広がる君のブルー、薄く透かして投げている
広がる俺のブルー、宙に浮かしてぶつけている



8.冬の庭





冬の寒い朝、誰もが、まだ眠る
そっと一人で、仕度を始めたら

さあ、行こう、君が待っている
庭の外へ、気が付かれないように、ねぇ

雪を集めて、内緒の小屋の屋根


冬の寒い朝、白い雲が行き交う
生きたしるしが、目を閉じて重なり、

さあ眠る、枯れ葉の山に
誰も知らない、秘密の刃が潜む

雪を集めて、内緒の小屋の屋根


マッド・シャツ着た
ピエロが帽子をまわす

暖かい暖炉
心を暖めたら
今日は外で寝よう


冬の寒い朝、手袋が見当たらず
素手で転がす、くすんだ木の小箱

ただ、過ぎる、楽しいことが
なみだ目で、少し思い出すような

雪を集めて、内緒の小屋の屋根



9. 脱走ブルース





声を殺して 足を踏み出している
嘘を見破るような 
浮かび立った眼差しが、ただ光る

散々に笑われ続けても、此処に居座るかい


群れを飛び出し、すべてを捨ててきたが
過去は閉ざされた
霧となって、宙に舞って、薄れてく

簡単に騙され続けても、まだ信じるのかい
散々に笑われ続けても、此処にとどまるかい

幸い今日は晴れて暖かい、
いつもより君の顔がよく見える





10.ブラザー&ミスター・ヌーン





美しく、穢れのない女が、やみくもに、目の前、現れた
幻想のようなその姿に、手出しが出来ない男の群

OH,ブラザー・&シスター&ヌーン
OH,サイレンが回ってる

背徳は許さないって、言う
禁断は破るなって、叫ぶ

何時(いつ)から違う?、夜、陽は落ちて、聖なる娘が踊る



心はここになく、落ち着かず、哀れで、汚れた若者は
素直に話せずうろたえた、その名を確かめる術(すべ)もない

OH,ブラザー・&シスター&ヌーン
OH,サイレンが回ってる

高速は燃やすなって、笑う
消火器で消してくれって、叫ぶ

何時(いつ)、又走る?、夜、陽は落ちて、聖なる娘は歌う



11.モンキー・ラブズ・イット




捨ててくれよ君に、いつか託したあの紙
大事な啓示 書いたはずが、今じゃすべて期限切れ。

だから、MONKEY LOVES IT
愛に舞う、閉ざされたハリケーン
そして償いは 追憶の 裂けるカーテン


転がるように、走り出す、雨に濡れたら、振り向くな
差し出す手足、そのときは、心の闇を、さぁ、手探り

だから、MONKEY LOVES IT
愛に舞う、閉ざされたハリケーン
そして償いは 追憶の 裂けるカーテン


さあどうする、愛しても、憎みつつ叫ぶ
ごくたまに、天国の扉に立ち、歌う


いつの間にか、眠っていた、人生は短いと人は言う、けど
無駄にした時間だけは、取り戻そう!なんてしないさ

だから、MONKEY LOVES IT
愛に舞う、閉ざされたハリケーン
そして償いは 追憶の 裂けるカーテン

だから、MONKEY LOVES IT
君に舞う、閉ざされたハリケーン
だけど、笑うなら、笑うがいい 

MONKEY LOVES YOU

YES I LOVE YOU



12.京都アンダーグラウンド


(INSTRUMENTS)