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ひとつは借りた本、もう1冊は図書館。どっちも自伝で、ひょっとして、と思ったらやっぱり同じ本でした。自伝2回書く人は(居ないわけでは無いけど)かなり少ない。で、昭和41年発行なんで、書いたのは死ぬずっとずっと前です。あ、そういう意味では彼女は2回書けたなぁ。2000年死去されたので34年分の自伝。充分書ける。
ちょこっと読んだら、めちゃくちゃ面白いのですぐ読み終わりそう。芸人さんの生い立ちはかなりきつい事実が多く、蝶々さんもその例に漏れないのだが、ただ、両親(母は義理の母ではあるのだが)が愛情を深く持っているという事だけで、ほっとする。どんなに貧困や苦境があっても、そこさえあれば読者も安心する。いや、まだほんの少し読んだだけなんです。
日本橋小伝馬町生まれで4歳まで江戸っ子。知りませんでした。こてこての関西弁にだまされる。でも、確かに日本橋が似合う風貌。