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作画汗まみれ

夢中で読み終わり、かなり感銘を受けた大塚康生さんの自伝。東映動画の、白蛇伝やわんぱく王子のおろち退治、から始まって、TVアニメのルパン三世、侍ジャイアンツ、未来少年コナン、カリオストロの城、ニモ、そしてジブリ作品。。。と日本のアニメ歴史を駆け抜けた大塚さんの職人的視点からの内容が興味深すぎて最高でした。あまりに嵌ったので文庫本も買おうか思案中。画も多いので電子書籍だとちょっとねぇ。

 

さて、2013年に丸の内丸善で森康二原画展があり(もりやすじの世界 2013」展 丸善丸の内本店 7月28日(日))参加したのですが、午後の講演会に向けてどんどん人が増えてきて結局、参加せず京都に帰ったのです。原画が目的だったし講演会は別ににいいか。的気分でした。その時は。。。

 

最近、あれは誰の講演会だったんかな?ひょっとしてと調べたら、なんと大塚康生さん!(午後1時にご子息の森淳さんと大塚康生さんのトークショー)。。。悔しいー!と思ったが、もっとよく調べたら大塚さんは体調不良で違う人が講演した、と。大変な機会を逃した残念さは薄まった(?)のでした。

 

昨日はタクシー運転手、を鑑賞。それはそれは凄い映画でした。パラサイト、のソン・ガンホがやはり素晴らしい演技を披露していて、今まで韓国映画を食わず嫌いだったのを悔やむ。もうソン・ガンホの映画は三本観たっす。