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赤いトマト

8月6日は広島に原爆が落とされた日でした。あすなひろしのこの本に、赤いトマト、という話が収録されてます。

 

被爆した少女が、幼い兄弟の村に訪れ、兄弟の育てたたった一つのトマトを、食べたそうに眺めている。兄弟の弟は、それを育てて食べることが唯一の楽しみ、いや生き甲斐だったのです。そして少女は。。。

 

結末は書きませんが、偶然にもこの日にぱらぱらと捲ったら、この話を発見したので、なんだが偶然とは思えず。ちょっとした運命を感じたのですね。

 

去年は、NHKで放送された映画、”ひろしま”、を観たなぁ。あれは本当に辛い作品だった。結末に救いがあったから、まだよかったけど。