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鈴木敏夫

子供のような二人の天才を影で操る名古屋出身の小悪魔。それは鈴木敏夫。笑

 

アニメージュ、は読んだことないのだが70年代後半に本屋の棚に並んでいたのは覚えている。アニメの専門誌?自分には関係ないな、と思っていた。大学生の頃はロックに夢中すぎて漫画映画にはまったく興味なかった。宇宙戦艦大和ブームがどっちかというと嫌いだった。しかし還暦を過ぎた今頃、ジブリや東映動画に興味が尋常でなく沸いてしまっているのである。幼児期の再燃ともいえる。

 

さて、この本は、ジブリの影の支配者(笑)、鈴木敏夫が如何にして自分の作品の宣伝に興味のない宮崎駿、高畑勲をコントロールしてジブリ映画を世に出してきたか、の内容。2割くらいは鈴木敏夫の生い立ちなどが書かれている。読み終われば、なかなかにこの人も天才の域に達している手練れ。。。なのが判る。