ちばあきおの遺作、チャンプを最近、電子書籍を購入して読んだのだけど、やはりというかめちゃくちゃ面白くて、この続きが読めない、と思うとすごく寂しい、残念な気持ちになったのでした。最後の話はアシスタントが筆入れしてなんとか完成させたみたい。なぜこの続きを描こうと思わなかったのかなぁ。とかいろいろ考えてしまう。
キャプテン＆プレイボールの連載が終了して３年ほどの休憩。その後、あきおさんは、ふしぎトーボくんを描き始めた。原作の七三太郎は実の兄弟なのですね。ゆっくりと自分のペースで描こうと思ったようで実に不思議な話が連綿と続きます。戦争で息子をなくしたおじいさんが息子の幽霊と会話ができる話が特に強烈でした。こちらも機会があったら続編を、という気持ちがちばあきお本人にもあったらしいのですが。ほんとうに残念。残念。残念という気持ちが浮かんでは消え。。。残念より無念。
ところでトーボくんを読み直してたら、３巻以降の話が全く記憶にない。あれ？ここまで覚えてないの変だな。。。こりゃあ多分、読んだ気になってたが未読のまま本棚に押し込んでしまった確率高し。こういうこと意外と無いのだが。。。ちょっとへこむ。