· 

赤毛のアンを6話まで。

赤毛のアンは、思ってたのと違った。舞台は19世紀終わり頃のカナダなんですね。アンはノバスコッシア生まれで、生後3ヶ月で両親共に熱病で死去。家事手伝い目的で引き取られた家が2件。過酷な労働による児童虐待を経て、孤児院。アンが空想力が旺盛なのは、自分の酷い環境を乗り越える為の手段だった。人身売買ぎりぎりの養子縁組が繰り返されるのだが、マリラが良識のある人だったのでアンはその難を逃れグリーンゲイブルズでの平和な生活を獲得。というところまで。地獄から天国に脱出。11歳でこの人生。涙駄々漏れで連続鑑賞中。

 

高畑勲の繊細な演出と近藤喜文にキャラクターが美しい。宮崎駿はこの二人の深いタッグを嫉妬して(笑、岡田斗司夫によるとです)カリオストロの城に移動して途中降板。音楽も現代音楽の作曲家で、マーラーみたいな曲だし、いろいろ興味深し。