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悪い仲間

近くのブックオフ、LPコーナーを物色してかなりのレコードを購入。写真以外にも百恵ちゃんのアメリカ録音も。

 

状態はキャロル以外かなり綺麗でした。キャロル2枚も洗浄したらまあ普通に聴けました。懐かしい音楽ばっかりです。70年代前半までの作品はアナログが大変有難いすばらしい音で聴けるというのが最近の印象。後半になるとCDとそんなに変わらなくなる気がする。まあ気のせいかもしれないが、テクノ&パンク流行の時期からちょっと音が薄くなる。全部ではないですよ、そういう傾向にあると個人の観想です。

 

 

ところで、バッドカンパニーは、ひょっとして新品?というくらい盤もジャケットも綺麗。さすがに新品ではないだろうけど、多分ほぼ聴いてない。この前、川口くんと話していて、昔はレコードって買ってきてすぐカセットに録音、その後は聴かなかった、と。そうそう、そうでした。何も考えずに聴きまくる(=針で擦りまくる)派と1回のみ派に分かれた。

 

レコードは聴けば聴くほど溝が減っていくので、最初の音をカセットに記録してあとは保管。というのが当時の一般的な常識。ちゃんと聴けばレコードは磨耗しない、と今では言われる。

 

キャロルのラストアルバムは何故かキャロル・ファーストというタイトル。しかもロックオンロールの印象がめちゃくちゃ薄い。メンバーがそれぞれ曲を書いている。エイちゃんは後のソロに近い曲。内海さん曲はフォーク的で面白い。ジョニー大倉に関していえば作家能力の開花というかもう素晴らしく自分好みでした。ロールしたい当時のファンががっかりしたのは想像に難くないが、2021年に聴くと興味深い作品でした。自分にとっては。