· 

パパと呼ばないで

パパと呼ばないで、を最後まで観ました。当時は見てなかった。ので初観賞。

 

とはいえ観始めて、これ全部観るのはきついなーと。。。10話でやめるつもりでした。がしかし、10話まで観たところで微妙にはまってしまい25話から再開(なので11-24話はスキップ)。昨日最終回の40話まで完走。一日2話なので2時間観賞。頑張った。。。

 

時代錯誤感は否めないうえに、石立鉄男のコメディセンスは今となってはわざとらしすぎるかなぁー、とか。。いろいろ複雑な思いで観てたのです。しかし1972~73年の月島の庶民の生活はなかなかに楽しく。三崎千恵子、大坂志郎の昭和感たっぷりの夫婦、魚屋の花沢徳衛、富士真奈美の、江戸っ子父子。松尾嘉代、有吉ひとみの姉妹、弟の小林文彦。懐かしすぎる役者がごろごろ。そしてやっぱり杉田かおる、は上手い。

 

石立の、ちーぼう、と呼ぶあの独特のイントネーションは渥美清を意識したそうで。三崎千恵子も出てるし、男はつらいよ、からの影響は色濃い訳です。そういえば石立が若い頃、渥美と共演した、父子草、という映画がありました。あれは良い映画でした。

 

石立さんは70年代は売れっ子だったが、80年以降は仕事が減って、後年はあんまり良い人生じゃなかったとか。そういうこと知るとなかなかに切ない気分のなるのですね。